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2009/06/29

取締役会議事録の作成

この2週間くらい、議事録と睨めっこ状態でした。

取締役会議事録、招集通知、総会議事録・・・・にらめっこ、というか、作成のお手伝い。

そんな大きな問題はないのですが、細かな修正が、数回おきました。

(この話は、未上場企業です。)

 

上場審査上にも影響のある資料となるので、弁護士さんチェックも入り・・・

スケジュールが異常にタイトなだったため、そもそも限界がありましたが・・・

なんとかかんとか、終了させました。

 

もし、今、上場準備を行っている企業があれば、議事録なんて、とお思いでしょうが

案外抜けていたり、つじつまあわなかったりするもので、気をつけるのは重要です。

また会社法にきちんと準拠した、決議が行われているか、それもチェックされる項目です。

 

 

2009/06/28

株主総会が終了して

先週末は、株主総会がピークでした。

私も、その総会に監査役として出席すべく、週末はばたばたしておりました。

携わっている企業は、まずまずの利益もでていることから、大きな

問題もなく、終了しました。

とはいえ、その前準備や直前のミーティングなど、特に準備スタッフの

方々は、大変だったかと思います。

 

ところで・・・クレドってご存知ですか?

クレドとは「信条」を意味するラテン語で、「企業の信条や行動指針を簡潔に記したもの」を指す

ことです。

携わっている企業で、すでに実行している企業があるのですが

それが、以前にも書いた、あるベンチャー企業で、直接的でないにしても

やはり良い影響があって、人が辞めなくなったこと、企業体質がこの不況下、

利益体質になったこと、をあげると、それなりの効果があった、とみております。

(その記述は、以下です。http://i-calling.net/blog/2009/04/post-198.html )

 

また別の企業で、それを試みようとするところがあったので、私は、是非進めてほしい

ということをその企業にお伝え申し上げました。

即効性はないものの、やはり原点が何か、ということを明確にし、社員、企業に

携わる全構成員が、迷った時に、どうすべきか、の指針があるというのは、やはり

企業にはとても重要な影響がある、と私は考えています。

 

「そんな抽象的なことやっても、儲からんじゃ、だめだろう・・」なんておっしゃる方も

いるかもしれませんが、ここにもずいぶんまえに記載しましたが、日本でいえば

ソニーの設立趣意書は、まさにクレドの原型であり、76年連続増収増益を続ける

ジョンソン&ジョンソンも、これが明確にあります。

(詳しくは、http://www.jnj.co.jp/group/community/credo/index.html )

 

皆様の企業では、そんな指針はありますか?

 

 

 

 

2009/06/24

IT系のベンチャー企業

IT系のベンチャー企業に、某上場企業の社長を連れていきました。

IT系のベンチャー企業の専務、上場企業の社長、私、の3人に共通な

キーワード。

同じVC(同じ会社)で働いていたこと。そして、上場企業役員経験者。

麻布にあるIT系企業の高橋専務は、私の先輩。でも、以前は上場企業の取締役を

勤めていました。某上場企業の社長は、もちろん、今も現役。余談ですが、この企業に、今

私から人材のご提案をさせていただいております。

 

3人での話は、特にサーバー周り、ホスティングなどの事業に突っ込んで話をしておりました。

 

テーブルを囲んで、談笑していたわけですが、連れていった社長が

「お宅のサービスを、GMOさんあたりが興味(買収)もちませんか?」と、高橋専務

に質問してた時、私の携帯にメール着信を知らせるバイブレーターが、なりました。

 

失礼して、メールをのぞきこんだら・・・・

「今度、時間あったら、ゴルフでも行こうよ!」と友人から御誘いのメール。

彼、GMOの取締役です・・・。(偶然って面白い!)

 

 

2009/06/23

アーリーステージの資金調達

ある経営者から、資金調達の相談を受けました。

ステージは、アーリーステージ。こんな状況下で、そもそも

このステージで、投資する機関があるのか、知りたい、と

思っています。

時価総額、1.5億円で見積もっています。

ITモバイル系業界です。

もし、どなたか、ご興味あれば、ご連絡を。

 

 

IPO M&A ベンチャーコンサル アイ・コーリング

 

 

2009/06/19

ベンチャーキャピタリストの方々と

ベンチャーキャピタリストの方々の集まりに参加させて

いただきました。

私としては、もう遠い昔の時代にいた業界です。

しかし、話をしてみると、やっぱり知り合いがいて、あるいは、共通の

知人がいることがわかるなど、しみじみ、悪いことはできないな、と

感じました(笑)

今は、VCの投資先ベンチャー企業に、組織作りのお手伝い、

(規程つくりとオペレーション化)

Ⅰの部、Ⅱの部の作成、あるいは、上場企業の監査役経験から

監査役監査の実際などをコーチするなど、サポートさせていただいておりますが

そんな実務が足りない、という企業がおありでしたら、是非よろしく

お願い申し上げます・・・なんて、宣伝してみたりする。

 

それはさておき、この業界が今、どんな状況かなど、素朴にお聞きでき、

勉強になりました。

普段、事業会社に向かって、顧客をどんどん創造してください、と言い続けるのなら

やはり、ベンチャー企業もどんどん創造するものである、と思うのです。

でなければ、日本経済の将来に希望が持てません。

VCの活躍なしに、日本経済の夜明けはない、と思うのは

オーバーでしょうか?

 

私はVCの投資先の実務面サポートでしかありませんが、VCが

再び活況を呈すような世の中に、またシフトすることを切に願います。

 

 

 

 

 

 

2009/06/17

人材紹介で成功!人の縁は大切に。

タイトルはややオーバーですが、以前、私の講演に来ていただいた方で

売上100億円規模の会社で、執行役員でCFOだった方と

親しくさせていただいていたのですが、その方を、たまたま私の友人の

人材のプロに紹介したら、新たないい形で転職されました。

それから半年・・・。

実は、このプロ人材の友人と転職された方とで3人食事しました。

転職された彼は元気そうで、何よりでした。今は、現場でばりばりやっていますが、あと

半年もすると本部へ配属される予定です。

そうです!実は元々幹部候補で、近い将来の役員候補とまで評価されている

方です。素晴らしいですね。

その企業は、今飛ぶ鳥を落とす勢いの上場企業。

売上2500億円 経常利益340億円!

いや~、偉くなったら、雇ってね!・・・というのは・・・・本気です!!!

 

冗談はさておき、素朴な出会いから、人の人生を変えていくくらいの

インパクトになるなんて、本当に人の縁というのは、わかりません。

今、一生懸命、現場の勉強をして、近い将来に幹部になる方が

ますます発展していただくと、こちらもとてもうれしく思います。

3人で食事していて、多分一生の付き合いになるかな、なんて

思った次第です。

 

追伸 人材関係の友人が、今読んでいる本、ジャックアタリの「21世紀の歴史」

    でした。(以前ここで紹介しました。)

 

 

 

 

 

 

 

 

2009/06/16

新株予約権付き社債

ある企業のファイナンスのサポートをやっているのですが

あまりに短い時間で、まとめる指示があり、やや無理くり要項を作成し、

招集通知を作成し終わりました。

 

最近このような資本政策を実行することすら、なかなか珍しくなりました。

珍しくなったとは、IPO自身があまりに注目が少なくなったためです。

いろいろ、忘れている項目があって、実務的にこれをどう対処すべきか

慌てて確認した次第です。

 

さて、私の携わっている企業のCFOが、ある人材紹介会社のHPに掲載されました。

是非、見ていただきたい。

http://www.c-cfo.jp/

私が、陰ながらサポートしている中小機構の勉強会にも出席している

テクノブラッドの福永氏です。

是非、ご覧あれ!

 

ベンチャー IPO M&A コンサルティング i-calling

 

2009/06/12

中国、韓国、そして日本

今、私が携わっているベンチャー企業は、3種類に分かれます。

中国資本企業、韓国資本企業、そして日本企業です。

何の因縁かわかりませんが、私の中では、アジア三昧です。

中国、韓国、日本の経営者と接する日々というのは、日本という

国、人、文化を冷静に見ることができます。

と同時に、同じベンチャーというフィールドで、経営者の考え方に当然ながら違いを

感じます。

ハングリー精神という意味では、もっとも見劣りするのは、日本でしょう。

中国は、今、成長の勢いそのままですが、弱肉強食の世界、蹴落とさなければ

生きていけません。だから、貧富の差が激しい、日本のそれとは比べ物になりません。

韓国は、そもそも若いころに兵役の義務があります。

人間の極限状態を体験している人たちです。私のもっとも親しい韓国人経営者は

普段の会話の中で、よく「戦闘力」という言葉を使います。ビジネスは・・・戦争です

少し余談ですが、その昔、ベトナム人の経営者とも交流があって、彼はいわゆる

ベトナム難民でした。命からがら、日本へボートひとつでたどり着きました。

彼の座右の銘は、「捨て身」です。

 

生まれてから、日に3度3度のご飯が食べられる状況で、ほぼ不自由なく育った日本人は

もっとも弱〃しく見えます。今、草食系男子、という言葉がはやっていますが、大丈夫でしょうか?

 

また、経営者としての姿勢に決定的に違うものが、あります。

それは、中国、韓国の経営者は、明らかに考え方、行動がすでにワールドワイドです。

ビジネスのためなら、そもそも国境を越えることに何の抵抗もありません。

私がお付き合いしている、中国、韓国の、しかも、ベンチャー企業の社長は

いつもアジアの国々を、いつもぐるぐる飛びまわっています。

でも、日本では、そのような話は聞きません。それは大企業のお話です。

また、当然ですが、あちこち飛び回っているので、中国人・韓国人経営者は少なくとも、

バイリンガル、または、トリリンガルです。母国語、日本語、英語または他の外国語が話せます。

 

そのうち、日本人は、顎で使われるのでは?雇われるのもいいですが、

我こそは!という気概で、日本だけでなく、世界を席巻してやる!という

起業家が、どんどんでてこない、と雇われることに慣れた日本人は、

本当に顎で使われますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009/06/09

社長からの頼まれごと

昨日の朝一番に、ある上場企業の社長から頼まれごと1件。

役員を探しているとのこと。(僕は?と聞いたら、体よく断られた<笑>)

そういうことで、ある上場企業役員経験者(私もそうなのですが)に

電話いれて、近々お会いしてもらうことに・・・。

 

夜には、自分の会社を一度上場させた人が、再び新しい事業で

チャレンジするということで、事業の相談にのる。すでに事業は、着実に

実績をあげております。資金調達も兼ねての相談。

私からは、「それ(=資金調達)今やる必要なし。やってもデッドで十分。」と

話す。本人も何が何でも、ということでないが、一応参考に聞いてみた、とのこと。

但し、新事業のラインナップが増えそうなので、その場合はそれなりに必要かも

しれない。彼は、もうすぐ狭い事務所を引っ越す予定。

 

頼まれることは、信頼されること。この積み重ねは大事にしたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

2009/06/08

「志」をもった経営者と「野心」の経営者

SBIの北尾氏が、よくインタビューで、最近の経営者は

「野心」をもった経営者が多いが、「志」をもった経営者は

少ない、というか、そちらが大事だ、ということをおっしゃっておるのを

記憶しております。

私もこれには非常にうなづくものがあり、以前VCにいた時に

数えきれない数の会社を見てきましたが、そこで唯一学んだとすれば

事業計画書なんて、極論すると鉛筆なめなめ、で、なんとでも

書ける。商売上手、資金調達上手であれば、それっぽいことを書けば

絶賛する投資家なんて、結構いるな、と。

しかし、事業計画書(当時は、某VCの事業計画書のひな型が出回って

それが主流だったのですが)で最初の1ページ目に書いてある、経営ビジョン

が明確に書かれてある企業は、今でも残っているという事実を考えると

ビジョンの大切さを感じざるを得ません。

それは決してかっこいい文章でつづられているわけでなく、社長が自ら

自分なりに書いているビジョン。

ここが明確な企業は、今でも生き残っている。私はそれが、VCで学んだ

ことのような気がします。人によっては、絵空事、空想、妄想、というかも

しれませんが、少なくとも私は重要だ、と思っています。

 

北尾さんが同じことを言っているのか、わかりませんが、彼のお話には

自分なりの経験上うなづいてしまうのです。

 

でも、それを現実の投資に結びつけるにはどうしているのでしょうか?

私はそれが知りたいです。

 

 

 

2009/06/05

心の時代

以前にも書いたと思うが、NHKの取材にその昔

ソニーの井深氏が、21世紀は、「心の時代」になります、と

おっしゃっていた。

その本当の意味が、どういうことだったかは、わからないが

広い意味で解釈するなら、それは、人を思いやる心、

感謝する心、敬う心、感動する心、と様々に思いを巡らすことができる。

およそ肯定的なものだったのでは、と考える。

 

単純だけれども、企業もお客様を敬い、感謝し、お客様を思って

お客様に役に立つ何かを提供しようとすること(心)が、第1義にこなければ

いずれその企業は、なくなってしまうのかもしれない。

目先の業績を上げるのはとても大事で大切だが、そこだけ

追っかけてしまうと非常に短絡的な、おそらく長続きしない企業が

出来上がるのではないだろうか。

 

2009/06/04

企業の実態って

財務諸表を穴があくほど読んで、分析しても、その企業が

ガバンナンスとれているかどうか、なんて、まず見つけられない。

数値の良さを眺めながら、実はコンプライアンスに問題があることなど

わかるはずがない。

偏った企業調査(数値ばかり追いかける)をしても、企業の実態なんぞわからん、というのが

持論。もし数字を見るにしても、せめて、元帳まで掘り下げてみましょう。

(それでも本当は足りないけど。)

決算書のみのヒアリングなんぞ、大枠それでよいかもしれないが、実態を見たいというなら

それは半分も見ていない、と思う。

一方また、コンプラが徹底しているとか、ガバンナンス(統制)とれているなんて、書面でなんか

まずわからんのでは?と。

ベンチャー企業見ていると・・・見た目は、完璧、利益ばっちり!でも・・・統制というより、強制労働だ

ったり、そもそも法律知らないで、突っ走っていたり・・・なんていう話があったりする・・。

それでもこれは良い会社だと、見られるのは、見た目の利益のおかげ???

 

 

 

 

2009/06/02

経営者として人ととして

ある企業の話。

急に社長が、ワンフロアの従業員全員に「みんな集まって!至急だ。電話も辞めろ」

と、大声でどなった。

社員は、一斉に目の前の仕事を止めて集まる。

大きい取引をしていた会社が、諸事情で我々の顧客として

降りる、という話だった。

こちらにも非もあるし、先方も経営陣が変わったこともあり

いろんな要素があった。社長が一言。

「今回の件で、営業部長のせいで、取りこぼしたとか、課長のフォローが

だめだったから、落したんだ、とか、よからぬ噂を立てるな。お客様の悪口も

言うな」

「少し前、我々が業績に苦しんでいたとき、この大口のお客様があったからこそ、

今の我々がある。だから、特にお客様を責めるのは辞めろ!

むしろ今回のお客様には感謝しなければいけないのだ!」

「そして、同時に我々がこれまでやっていたことを変える必要は、全くない!

売上が落ちる、という現実はあるが、我々はこの業界のために、

正しいことをやっていると信じている。これが契機で何も変える必要はない。

必ず将来また、このお客様が、やはり我々がやっていたことが

正しい、と感じてくれて、再び我々のお客様としてなるための努力をしようじゃないか!」

 

社員の士気が上がったことは、社員の目を見れば、一目瞭然でした。

私も、なんて素晴らしい企業だろう、と感動すら覚えました。

大口のお客様が降りるという現実を目の当たりにして、「たくさんの経験を

させていただき、支えてくれたのだから、お客様に感謝しなさい!」そして

「これからも、信念をまげず、引き続きお客様のために努力しよう!」と

号令をかける経営者を見て、何か本質的なものを揺さぶられる、

すばらしい感動を覚えました。

 

 

2009/06/01

女性の歌 (ミーハーな話題)

そういえば、ZARDの坂井泉水の3回忌なんですね。

早いですね。ミーハーですが、彼女のアルバム持ってます。

どうして買ったかは、覚えていません。ちなみに土曜の夜遅く、彼女の

特集番組をずっとみておりました。

彼女の声質というのが、透きとおる感じで、どこか寂しく聞こえるのは

何なのだろう・・・と思いました。(音楽評論家じゃあるまいし・・・何、気取って

いるんでしょう。)

 

でも、私のいきつけのいつもの店で、マスターにピアノ弾いてもらいながら

歌うとき、最近女性曲を歌うことが多くなりました。でも、これ、最近

静かに流行っていますよね。(プロの間で)

セカンドラブ(中森明菜)とか駅(竹内まりや)とか、てめーのギターも

入れて、たまに歌うんですよ。

もっとも、オリジナルの原型をとどめておらず、自分流で歌ってしまいます。

 

そういえば、これはカラオケですが、中島美嘉の「雪の華」チャレンジ

しましたけど・・・難しいです。

 

全然関係ないですが、冬ソナの挿入曲も歌詞見ずに、韓国語で歌えます。(笑)