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2008/09/30

米国株式市場 

下院議員の決定とはいえ、

金融市場の安定のための税金投入に、きっぱりNOと出す動きというのは

とにかく驚愕します。日本では、絶対に起きない現象かと。

(要は、なぜ金融機関だけを税金で助ける必要があるのか、ということと選挙が近く

国民の反発を考慮して・・・なんでしょうが。)

 

日本ですとあっさり通過しそうな法案です。

 

ところで、感覚的に思うのは、米国の政治には、金融の実務家も多いイメージ、それに比べ、日本は

そもそも、例えば板を見ている人は政治の世界にいるのかな、というイメージ。

(「板」と聞いて、「それなんですか?」という人の方が多いような気がします。まして実務家経験なんて皆無のような・・・)

あくまでイメージですけど。

 

ど素人のど素人による金融政策が怖い・・・。

 

 

2008/09/30

M&Aでのミーティング

今日は、いつもお世話になっている、M&Aコンサルタントで、監査法人の元代表だった方と

ミーティング。

その後、夜であったので、会食。その後、自宅までおしかける・・・(汗)

もっとも、ご家族の方も、よく存じているので、家で、ご家族交えて、

普段のお仕事ミーティングになりました(笑)。

 

但し、いつもその方に、同じお説教受けてしまう・・・(それは、非常にありがたい、

と本人は思っています。逆にそこまでおっしゃっていただいるので。)

ただちょっと、私、進歩していません。

再度気をつけます。

一流の方から、お説教受ける私自身、幸福を感じます、と同時に、自分に深く反省・・・。

 

2008/09/29

企業の成長度 分相応な経験

人間には、幼少期があり、成長期があり、安定期、さらにまた

年齢(経験)を重ねて、さらなる飛躍する、という時期を送るように

企業にも同じことが言えます。

 

特に幼少期(創業期)に、足腰が丈夫でないうちから、いきなり高度な

運動の技を教えれば、あるいは挑戦すると大怪我を負うことになります。

 

企業も一緒で、やはりその企業にあわせた練習、経験が必要であり、

一足飛びに、ホームランを狙おうものなら、確実に失敗するでしょう。

 

ベンチャーを追いかけて、企業と一緒に仕事をもう10年以上やっていますが

足腰も丈夫でないうちから、より高く飛ぼうとする企業も多々あります。

 

事業にいきなりホームランを狙おうとしても、多分失敗をするでしょう。

(そもそもホームランなど存在しない、ともいえます。)

その前に、十分な練習、基礎体力、をこなして、その上で技術を覚えて

初めてようやくヒットを狙えると思います。

 

ベンチャーというと急成長を想像しますが、やはり足腰をしっかり

鍛錬するところから、始まると思います。

 

 

2008/09/28

コンプライアンス講義

今、2社の企業で、コンプライアンスに関する講義を行っています。

1社は、社員全員に、もう1社は取締役会に出席し、役員向けの

講義です。

 

最近はコンプラ、ガバナンスが非常にうるさく言われていますが

冷静に考えるとごく自然で当たり前なことではあります。

しかし、昨今の企業の不祥事の連続で、特に私が扱うお仕事の中で

上場審査においては、その影響が色濃くでています。

 

でも、これは、意識付けが重要なので、一朝一夕にはいきません。

ひたすら継続して、徐々に成果がでてくるもので、しかもその成果も

非常に見えにくいものです。

 

私の役割もそういった意味では、非常に小さいものでありますが

企業のコンプライアンスの一旦を少しでも担えれば、幸いだと思っています。

 

 

2008/09/24

息抜き 脱力系の昔の本をあさる

ずいぶん前に読んだ本を、思い出して読んでみました。

但し、脱力して読む本です。教養など求めるような本ではありません。

むしろ、これを書くことで、人によっては軽蔑されるのかも。

 

ひとつは、景山民夫の「イルカの恋、カンガルーの友情」です。

正直、これは何もかも忘れて、ただ笑いたい、という方にはお勧めです。

同じく脱力して読む本には、高橋三千綱の「こんな女と暮らしてみたい」

ちょっと、なまめかしいですが、実際は、女性向けに書いた男性の本音の本。

笑える話と笑えない話がありますが、脱力系です。

(両者は、直木賞作家ですが・・・)

 

あと、これは本というほどではないですが、同じ脱力系として

「空想科学読本」は、あまりにくだらなすぎて面白いです。

アニメやドラマであったことが、現実で起こった場合、科学的に

どんな現象が起きてるか、など。(例:アルプスの少女ハイジが

冒頭で乗っているブランコの速度は、時速何キロメートルか?)

実際の科学者が検証しているところが、非常に面白いです。

 

すみません、本当につまらないお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2008/09/22

リーマン余波 融資の現場

業種、業績規模によって多少違うでしょうが、銀行融資に至っては

リーマンショックで、貸し渋りというか、渋るどころか、てこでも動かない状況が

一部であるようです。

企業の現場の閉塞感は、半端でありません。

 

だからといって、今時、国に期待するのはナンセンス。

結局、自力でなんとかするしかない。

 

企業を取り巻く環境は、非常に厳しいです。

 

ですから、一方でそれを心配することなく、やっていけていけている環境で

働いている方は、非常に良い環境で仕事をやっているのか、と思います。

 

 

 

 

 

 

2008/09/21

心理学・・・てほどでないが。

陽気にはしゃぐ人に限って、意外に孤独だったり・・・。

物静かにいる人には、実は、内に燃えるような信念を持っていたり・・・。

お仕事でもプライベートでも、結局、相手にするのは人間なわけで。もっといえば、人間の心でして。

これを理解しないと、仕事も進まないし、プライベートで深~い話をすることもできません。

自分が気をつけているのは、単純に相手の立場に立って、まずは、話を聞いてみること。

最初はそこからです。その上で、次の段階の話をする、ということでしょうか。

 

学校では、経済学でしたが、個人的には、心理学が教養レベルですけど、好きでした。

別に人の心を探ってやろうとか、ではないです。

単純に人間の心に興味もっていただけです。それは今も変わりません。

 

生まれながらの直感も手伝って、よく人の性格や行動を当てることが多かったです。(ちなみに

地震もあてたこと、ありましたね。それは関係ないですが。)

 

年取ったら、怪しい占い師になりそうです・・・。

 

 

 

 

 

2008/09/19

リーマンショックの規模

今回のリーマンの負債総額は、67兆円。

ところで・・・・

米国の家計金融資産は去年末で、4980兆円。ちなみに日本は、1503兆円。

日本の民間銀行預金残高 548兆円(2008年7月時点)

三菱UFJフィナンシャルグループ総資産 192兆円(2008年3月)

どうです?

これ見ると大したことないですよね?????(と、思いたい)

2008/09/18

IPOへの実現に向けて

とあるベンチャー企業2社訪問。

ひとつは、業務提携に向けて。ひとつは、証券会社のご紹介でした。

業務提携に関しては、私が以前勤めていた上場企業の社長を紹介する段取り。

(昔の上司連れて)

これはこれで、うまく進める方向でいければ、と思っています。

ベンチャーにとって、優良企業とビジネスできる機会あれば、それは非常に

重要なものです。

 

もうひとつは、証券会社の紹介ですが、今すぐではありませんが、今後の幹事証券の

選定およびそのお付き合いによる業務提携、IPOに関するアドバイスの可能性について

ざっくばらんとお話をしました。

IPOは、本当にエネルギーが非常に長い間持続させて、成功させるもの。

それだけに、私の周りの方で、そのベンチャー企業に役立てられれば、それだけでも

非常にうれしく思います。

 

両方の企業、業種違えど、携わっている以上、是非とも成功してほしく思います。

私でよければ、本当にいつでもご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

2008/09/16

ファミリー企業 リーマンショック M&A

今日、社外ネットの勉強会に出席しました。

元サントリーの役員の方のお話を聞かせていただきました。

その方のお話で、印象的だったのは、総括されたときに、これから時代の要請として

ファミリー企業は、その企業の規模に関わらず、「開示性」「透明性」「説明責任」を、

企業は求めれると話をされていたことです。ここに非上場も上場も関係ないのかも

しれません。

 

さて、昨日はリーマンショックで株価が暴落しておりますが、一方で株式投資の絶好な

チャンスともいえます。(もっとも、どのタイミングかが問題ですが。)

 

また一方、私の友人で、M&Aのコンサルを行っている者がいるのですが、今年だけで聞いた範囲

で、7件近いディールを成立させています。(報酬も億を超える・・・?。)

M&Aの成立確率は、非常に低いですが、ただ驚きです。

彼のプロフェッショナルぶりと、プラス、顧客への信頼度の積み重ねが、結果にでているのかも

しれません。(元々優秀な方ですが、それに奢らず不断の努力を積み重ねられたんだ、と。)

その極意は、是非聞きたいものです。(と、彼に伝えましたが・・・。)

 

いい意味で刺激になりました。もっとストイックに仕事を決めなければならない、と思いました。

 

周りの友人は、非常に刺激になります。

 

 

 

 

 

 

 

2008/09/14

フジ子・ヘミング 

フジ子・ヘミングのCDを聞きました。

友人が、今度そのコンサートに行くらしい。場所は渋谷。

もう75歳。若い頃に右耳の聴力を失い、大人になって、左耳の聴力も悪くなり、30歳で難民認定さ

れ、差別・誹謗・中傷にさらされた時期を多く過ごし、有名になったのは、本当にここ10年くらい。

生で聞いたことないですが、こういう人生を送ってきたきた人のピアノの音って、どんな音、響きを

だすのだろう。

私はプロでありませんが、先日ブルースをピアノで弾いていた客が、僕に話かけてきたのですが、

その時、「確かに技術にうまい、へた、はあるけれど、その人ならではの音が必ずある」、と。

そういえば、私、ギターを弾くのですが、確かに、同じを音(コード)を単純にストロークしても

人によって、しぶく聞こえる人もいれば、からっとした音を出す人もいます。

俺は、こんな音出せね~、と思うときがあります。音としては、同じなのに・・・。

 

人それぞれ背負ってきたものが、そのまま音にのると、やはり、その人の「味」がでるんですね。

 

 

 

 

 

 

2008/09/12

還暦ベンチャー そして 中国

還暦になって、ベンチャーを起こす。

ライフネット生命の出口社長を、中小機構に向かえ、講演をしていただきました。

このエネルギー、若さ、とても素晴らしいです。

 

次回は、中国ベンチャー企業で、株式会社UCJの楊社長にプレゼンをやっていただきます!!!

この方は、若干32歳。頭脳明晰。ビジネスモデルも素晴らしいものを持っています!

 

また、楽しみが増えました。

 

 

 

 

2008/09/11

素直な気持ちで

とかくいろんな経験をすると、人は素直になれなくなるものですが

最後は、やっぱり素直正直がいい。

それはプライベートも仕事も両方に必要です。

そんな好感持てる人には、なんとなく人が寄ってきて、そのうち

いろんなサポートを意外と受けるものです。

え、何で感傷ぶってるんですか、って?

いや、人はいろいろあるんですよ。

 

 

2008/09/09

偶然が偶然を呼ぶ

最近、え?おや?という偶然が多い。

先日、日本に一時帰国した中国人(?)から電話があり、当然ビジネスの話だったのですが

「じゃあ、今回は日本で会えないけど、北京で会おうね」と言った2日後に、池袋駅で偶然ばった

り・・・。

10数年前に入社した会社の先輩に偶然、やはり恵比寿駅でばったり・・・次の日、その先輩と同期の

先輩にも、やはり今度は浜松町駅でばったり・・・。

今日、ある客先に出向いたら、その会社の上が、昨日飲んでいた方の会社だったので、びっく

り・・・。

これは何かの啓示ですか?

 

2008/09/09

懐かしい面々

私が今も監査役やっている会社に、以前管理部で活躍された方と会食しました。

一人は緒方さん、現在オークキャピタルに勤務。もう一人は、服部さん、IRコンサルのフィスコの社長

秘書です。

懐かしい話をしながら、今の話もして、大いに盛り上がりました。

人の縁というのは、どこでどうつながるかわかりません。

今日は、たまたま会食したけれど、明日になれば、また一緒にビジネスをしているかもしれません。

私はこういう縁をこれからも大事にしたい、と思っています。

 

私で役に立つことがあれば、いつでもどこでも、はせ参じたいです。

 

これからも末永い、お付き合いさせてください。

 

ちなみに、私の人生の最後の夢は、私の葬式にたくさんの人に並んでもらうこと。

それだけ、この世の中で、私が人の役にたったひとつのバロメーターのような気がするのです。

 

 

2008/09/06

石川さんの結婚式 生のクラッシックを聞きながら

本日、石川さんの結婚式に行ってまいりました。

石川さんは、ジャスダックに上場している企業に勤務していて、今、経営管理の中枢で働いて

います。もっとも彼を、この会社に紹介したのは、です。

 

不思議な縁で、彼の勤める会社の相談役(社長、会長歴任)は、別の会社で一緒にお仕事をさ

せていただいた仲でした。

そして、現在の経営陣の方もよく存じ上げており、大昔にコンサルティングを行った経緯もあります。

それだけでなく、彼のお父様が社長をやっていた会社の、私、監査役も勤めており、またさらには

彼の前職の会社の社長は、私の高校の先輩で、私とお付き合いが今も続いているのです。

それぞれの事象は、時間が全てばらばらです。点と点が線に・・・・みたいなご縁です。

 

彼のスピーチ、しっかりしてましたね。感心しました。20代後半とはいえ、素晴らしかった。

 

ところで結婚式、新婦が、今も音大の大学院で研究生としており、(ソプラノ歌手?)当然、お仲間も

音大の方々。

生のバイオリンに、今も活躍されている方の歌(総勢5名)が入り、非常に癒されました。

昨晩は、ブルース、今宵は、クラッシック、クラシックっの生は、久しぶり!でも、すんごい良かったで

す。(学生時代にN響楽団の生は聞いたことあるくらい。)

 

すごくすごく癒された結婚式でした。 お二人とも末永くお幸せに。

石川さん、そのまま出世街道まっしぐらなら、時々私を思い出して使ってください(笑)

 

2008/09/05

客のブルースを聞きながら

いつものお店に久しぶりに行きました。

 

客がブルースをピアノで弾いています。

 

それを横目に、ブログを書いています。

 

いいですね、ピアノの音。ほろ酔いでいい気分。

 

贅沢なストレス発散。

 

ああ、かっこよく歳とりたい。

 

ブルースを弾く親父を見ながら、そう思います。

 

 

 

2008/09/05

株式公開企業社数の激減 M&Aの台頭

最近は、すっかり株式公開社数が激減し、それをサポートする企業がなかなか見当たりません。

それでも、非常に有望な企業を今身近にサポートできることは、とても幸せです。

 

一方で非常に、M&Aの依頼が多くなりました。最近もとある証券会社に訪問した際、そこは

そもそもM&Aを積極的にやるところでなかったのですが、急に腰を上げて行うようになった模様で

す。

 

身近なオーナーが、ちょっと前にM&A(売り)で、エグジットされました。株式公開での一部売り出し

で、キャッシュインするより、はるかに高い金額でのエグジットです。(百億近く???)

現在は、ファンドが買い取り運営しているようです。

 

案件を整理するだけで、結構大変な数があります。しかし、本当に案件として成立するのはごくわず

か。それは投資会社で、IPO目指す企業に投資して、エグジットさせる確率とそんなに変わりませ

ん。

投資会社にいたころ、実は最初に投資をした企業が、その後上場し、今の私の会社の一部

スポンサーになっています。これは、非常に確率的に、1%もない確率かもしれません。

 

 

 

2008/09/03

ファミリー企業とコーポレートガバナンス

先月29日の日経新聞にファミリー企業(オーナー企業)のビジネスは、経済を支えており、決して

時代遅れでない、また、経済の効率性や長期経営などの優位性もも、従来の一般企業に比べ優れ

ているというもの。

私も勤務していた時代、3社全てファミリー(オーナー)企業でしたし、今もお客様になる企業の多くは

ファミリー企業です。

確かにそのリーダーシップ、決断力、スピードは、恐らく雇われ経営者に比べると格段に違います。

その意味では、優位性というものはごくごく自然なこと、だと思われます。

一方、暴走しやすく、「お殿様、ご乱心を・・・」的な存在がいないと、企業があらぬ方向に行くのもま

た事実。

そのため、コーポレートガバナンスの効かないファミリー企業は、上場すべきでない、という議論も

あります。実際、私が所属している社外取締役ネットワークでの分科会において、そのような議論を

今行っている最中です。

しかし、新しいビジネスの創出、起業家の創出は、このファミリービジネスから生まれてくるゆえに

この芽は絶やすべきでなく、もっと見直して良いのではないか、と思います。上場禁止は、若干極端

な議論かと思います。上場時のシェアに規制をすべきか、その辺に議論が残るのかと思います。

もっとも、私、そういう企業しかいなかったせいもあり、いろいろと擁護したくなります・・・・。

 

2008/09/02

自己管理の反省 麻生関連株式

夏風邪をひき、しばらく声がでませんでした。

自己管理の甘さに深く反省。

少し良くなりましたが、横になると咳が連発します・・・。

 

麻生関連株がすごい上昇ですね。「麻生フオームクリート(株)」

しかし、麻生さん漫画好きだからって、「ブロッコリー」の株価が

上がるなんて、冗談みたいですね。