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2009/09/29

ベンチャーキャピタリスト走る!

最近はすっかりIPOの数が減ってしまい、日本経済もどこへいくやら

という感じすらありますが、日本の経済復興を考えると、大昔のソニーや

本田のように新たな需要を作り出す企業が生まれることは、経済にとって

やはり重要な要素です。

 

ベンチャー企業は、生まれ続けていかなければいけません。

それくらいの社会的使命がある、と思うのです。

そんな中、私の知人の大手VCに勤めるベンチャーキャピタリストが、毎日

企業の発掘に東奔西走しています。

その知人は、非常に地道な努力を続けていて、企業発掘はもちろん、

丹念に企業を調査し、毎日早朝から夜遅くまで勤務し、ベンチャー企業発掘と

投資に向けて精進されています。

 

特に大手金融機関系ですと、情報の宝庫でもあり、単に投資だけでなく、

その情報力を活かし、時に業務提携のきっかけも作ってくれているのも確かです。

私自身、単純に公開準備だけのサポートをすることはむしろまれで、

必要とあらば、その事業のプラスアルファのお手伝いもすることも多々あります。

しかし、情報量の多さから考えると、大手金融機関は、破格です。

業務提携は、ひいては、資本提携にもつながりますので、その点事業会社にも

大いにメリットともいえます。

ですから、ベンチャーキャピタルを、ただの投資屋と思わないで、少し切り口を変えて

お付き合いをすると、事業会社にとっては、非常に有用なパートナーにもなります。

もちろん、担当者である、そのベンチャーキャピタリストの能力にかかってきますが。

 

そんなことで、もしご相談あれば、お知らせください。

有能なキャピタリスト紹介します。(逆にここまで言うと、本人はプレッシャーですけど(笑))

 

 

 

 

 

 

2009/09/23

ピアノ曲101

駅前で、たまに販売されるCD屋で、ピアノ曲101とかいう

CDを買いました。

クラッシック101.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔に似合わず、一人でピアノ曲を聴いて、ちょいと一休みで、このブログを書いています。

かなり、連休中ばたばたしていたので、最後に落ち着きたい、という気持ちが

強く、今静かな曲を聴いて、ほっとさせています。

 

皆さんは、連休中はどうでしたか?休み前は、私、相当疲れていて、気を充足させるために

それなりの休養を取るようにしました。

一瞬ですが、南に足を運び、ただただ、波の音だけ聞いてぼけーとしていたり、衝動買い

したり、と、非日常空間で少し心を休ませておりました。

 

自分を見つめなおす、いい時間でした。

 

いつも目の前の現象に追われると、一体何をするために生きているかすら

わからなくなるような気がします。

 

自分のゴール(ビジョン)を改めて再確認して、また明日から年末にかけて

進みます。

 

 

 

 

 

2009/09/16

直感力で人を見る

仲良くなる人の中には、非常に直感が冴えている人が多いです。

直感は必ずしも女性の武器ではありません。(絶対数は女性が多いです。あまりの図星に

タジタジになる場面があって・・・ってこれは関係ないですね(-_-;))

 

人を見るとき、「あーこの人はこういう思考をする人かな」とか「自分とフィーリング合うな」とか

瞬間的に思うことがあって、それを本人にぶつけると、大抵当たっています。

 

私はこれを大事にしています。素直に従えば、物事がうまくいくような気がするからです。

 

もちろん、何でもかんでもそれに頼る、ということでないですが、ピン!ときたら

理屈の如何を問わず、極力従います。

 

私と同じように直感の鋭い友人がいますが、逆にもめると、その後お互い察してしまって、

全部見えているようで何ともやりにくい。

 

それは良いとして、人とお付き合いする時、もし何かピン!と来るものがあったら

基本それにしたがって見るのは、いいかもしれません。

 

たま~にですが、その人が今、置かれている状況が映画の場面のように

眼前に見えることがあって、それを人に告げると当たっていて、怖がられます。

これは、直感・・・・ではないですね・・・・ふふふ。

 

 

 

 

 

 

 

 

2009/09/14

音楽の話 尾崎豊って懐かしい 

歌手尾崎豊の息子さんが、あるブログに掲載されていましたね。

私は、ファンではありませんでしたが、お父さんである尾崎豊の曲を

生演奏で何度も歌わさせていただきました。

尾崎豊自体は、ちょうど、高校生の時に、流行っていたと思います。

ちなみに、BOOWYの全盛期だったとも記憶しています。

 

私のお付き合いある企業で、その昔カラオケに社員といった時、

半分が韓国人の方だったんですが、韓国版「I LOVE YOU」を

初めて聞きました。

結構、お隣の国でも定番のようです。

 

私、ほぼ毎日ウオークマンで音楽を聞いています。

種類は、かなりバラバラです。演歌、J-POP、クラッシック、

ジャズ、ヘヴィメタル、フュージョン、ラテン系、もう何でもありです。

(若い順でいうと・・・中学:なぜかニューミュージック(アコースティックギター始めたので。)

 高校:ヘヴィメタル&フュージョン 大学・・・ジャズ 社会人以降:何でもあり。

 これ見ると、軽く精神が病んでいた時代が・・・)

 

ただ、基本好きなのは、ピアノ音楽。

ピアノ音楽が一番癒されますね。トランペット、ギター、ブルースハープと来たので

次に習うは、ピアノ。その次は、三味線ですかね。

 

今、思いだしました。ものすごい恥ずかしいお話を一つ。小学生の頃は

典型的な目立とう精神の子供だったので、お楽しみ会で、生まれて初めて人前で

歌を披露した曲は、沢田研二の「LOVE 抱きしめたい」(レコ大賞曲)でした。

でも、この曲、歌詞が不倫をテーマにしているので、小学1年生が歌う歌じゃ、ございません・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009/09/11

何度も言いますが100年に1度のチャンスです。

100年に1度の不況だそうです。

周りがそうだから、私もそうなっても仕方ないと思うのは、

それはおかしいと思うのです。

 

ベンチャー業界に長くいますが、ベンチャー企業にとって

必要なのは、そのサービスが、商品が、唯一無二、差別化されたもので

なければなりません。なぜなら、生き残れないからです。

それが「同じ」であったり「類似」では、生きていけないはずです。

人と「同じ」ではいけないのです。

だから、この不況を理由に、だから仕方がない、という考えをするなら

周りと同じような生き方になるだけです。

 

私が携わっている企業は、すべて億単位で利益がでています。

このような時期でも、ちゃんと儲かっている事業、企業はあるのです。

それには、差別化、があるからです。「違う」ものが存在するからです。

 

だから、何度も言いますが、100年に1度のチャンスの時代です。

多くの人は、思考停止になっているのですから・・・。

 

 

 

 

 

2009/09/09

株式公開を目指す企業

昨晩は、ある証券会社に勤める知人の会食会に出席。

その席には、3大監査法人の代表をやっていた方や株式公開を目指す企業を

サポートする証券会社、VC、信託銀行、メディア、そして株式公開を目指す事業会社の社長など

多種面々でした。

 

昨今は、株式公開を目指す企業がめっきり少なくなりました。

株式公開なんぞ、事業の発展で言うと、通過点でしかありません。

ですから、経営者の方は、公開うんぬんより、10年後、20年後の

企業像を明確にすることが先決です。

自分の生活ができる程度に事業を継続することが目的なのか

いずれはアジア、世界を席巻する企業になりたいのか、もし後者が

明確にあれば、それについて、頭がちぎれるくらい集中する。

公開は、その事業実績の積み重ねの途中で、できるようであれば

やる、その程度で良いのでは?

でなければ、公開それ自体が目的になってしまい、本来の事業会社の

目標を見失うかもしれないからです。

 

こんなこというと、私含め関係者に誤解を招く表現ですが、

例えば、VCが来ても断るくらいの企業で伸びている企業のほうが

いい企業かもしれません。

 

月に1回、中小企業整備基盤機構(中小機構)で、ベンチャー経営者を

招いて勉強会を開催していますが、今度、公開企業の経営者を招こうと

思います。

 

 

 

 

 

2009/09/07

やはり月曜日は元気になる。

月曜日に昼から、幹部での会議が毎週行われている

ので、文字通り毎週行くのですが、ここに来ると、いちいち元気になります。

(こういう表現は、変ですが。)

 

社長がいつも、幹部を元気にさせる。近視眼的な見方に叱咤し、

長期的展望に檄を飛ばす、そんな社長です。

 

いつもいつも思うけれども、私自身を思わず振り返るし、

再度、自分を見つめなおす機会になっています。

 

経営者、かくあるべし。そういうことを身近に思わせる方です。

私は少し立場違うけれども、損得抜きでサポートしたい、と思わせる

素晴らしい方ですね。

リーダーシップというのは、こういうことなのか、そんな思いを抱きます。

 

2009/09/04

一昔前の株式持ち合い コーポレートガバナンス研究会にて

現役の上場企業の社外役員があつまる勉強会(社外取締役ネットワーク)にて、私が「日本の株式

持ち合いに関する歴史」について、発表をいたしました。

 

私以外、すべて大企業の重鎮の方々で、まさか20年前大学のゼミで勉強したことを

もう一度、今度は現役バリバリの社外役員の方々の前で、発表するということになろうとは・・・。

 

当時私が勉強した題材の文献が、「法人資本主義」という奥村宏さんの文献でした。

50年代後半から89年までの間での株主持合いに関する文献で、50年代は、個人株主が60%占め

ていたのが、89年になると、事業会社、金融機関で70%占めるという結果になっておる歴史がありま

した。

 

細かいことは割愛しますが、これによって何が見えるか、というと、日本企業の歴史に

ガバンナンスがそもそも存在し得なかった、したがって、欧米のような社外取締役が

機能しない企業社会であったこと、また、相互持合いによって、責任の所在が

極めてあいまいで、それでも企業として生き抜けた、という状況です。

 

昨今また「持合い」について、議論がありますが、これは、昨今の買収防衛策が

主な原因ではないか、という議論がでました。

しかし、こんな日本独自の「だんごで固まる状況」では、厳しい本当の意味での

資本主義のマーケットでは勝てないのではないか、という直観的な危惧を覚えたのは

私だけでしょうか?

 

 

 

 

 

2009/09/04

中国市場に関する記事

中国市場に関する記事をポータルサイトに寄稿しておりますが

先週書いたものが再びアクセスが増えました。

それだけ、注目も大きいということでしょうか?

http://www.insightnow.jp/profile/18325

 

さて中国市場を賛美する一方、そのガバンナンスに関する無知は

かなりひどいものがあります。(発展途上であることを考えるとやむを得ないかも

しれませんが)

というか、「管理」に対する意識が希薄すぎて、目先の商売が儲かればいいじゃん!

くらいの意識の経営者が非常に多い、と思います。

それでいて、ほとんどキャッシュフローに興味ないのは、冗談かというくらい

逆に笑えない状況です。

自身の商売を1を100にいう癖があるので、そのあたりは十分配慮すべきでしょう。

 

2009/09/03

九州のIPO 

IPOウオッチャーのN堀氏と会食。

先月、九州の中小機構に訪問した際の話をして盛り上がりました。

今、九州の独立行政法人 中小機構の福岡支店が、九州の企業をIPOさせようと

取り組んでおられていて、その中心人物の方とお話をしました。

その時、大変失礼ながら、Qボードでは厳しいのでは?ということと

そもそも地方におけるIPOに対する認識は、一部の専門家や相当意識した起業家にしか

わからないのでは?という疑問を投げかけました。かつ、IPOは通過点に過ぎず、IPO後の

ダイナミズムを具体的に教えるべきである、と非常におこがましいがご提案申しあげました。

ということを、N堀氏に話したところ、「じゃあ、九州出身の起業家でIPOを果たした社長に

講演させてみては?」との提案。N堀氏がお付き合いしている社長に打診してみよう、と

いうことになり、私は私で早速九州の機構へ連絡。ただいま返事待ち、です。

 

九州というか福岡出身というか・・・孫さんは有名。(佐賀でしたか?)

古いところになると、ブリジストンの創業者とか出光さんとかTOTOさんとか

お仏壇の長谷川とか・・・起業家ではないですが、吉野家の今の社長は

福岡ですね・・・。ホリエモンもそうだった・・・。

起業家より、芸能人が多いんですけど・・・・(笑) 松田聖子、チェッカーズ、チャゲ&飛鳥、

タモリ、井上陽水、武田鉄矢、浜崎あゆみ、MISHIA、椎名林檎、黒木瞳、酒井法×・・・とか。

 

 

 

 

 

2009/09/01

日本は経済植民地に

私が日本人であることを痛感する瞬間のひとつ、

それはアジア出身の友人と話をするとき。このとき、当たり前だが、私は私が

日本人であることを意識する。彼らは、中国人あるいは韓国人だったりする。

 

日本人であることを意識することもさることながら、危機感を感じる。

彼らのような優秀なビジネスマンが、日本人以上に明確に日本はかくあるべし、とか

私はこのように行動する、という指針を発言するのを聞くにつれ、当の日本人は

何とも、のほほん、としているとしか思えない。

彼らのハングリー精神、確固とした信念、母国でも日本でも貪欲に学ぶ姿勢、

どれも今の日本人に欠けているものでは、とすら思う。

そして、日本人は日本人だけのコミュニティ。そこに異民族はいない。したがって、外の人間に

アレルギー反応あるいは、そもそも外の人間とは付き合わない。

これでは、国際競争に勝てない。もう、いっそのこと、日本を経済植民地にする勢いで

異なる価値観、考え方、あるいは貪欲な学びの精神を、を外から植えつけてくれ、と、

その友人たちに言いたくなる。

そうでもしないと、いつまでたっても、日本人は目が覚めないよ、と思ってしまう。

それでなくても、世界はどんどん狭くなっている。単に世界が狭くなるのではない。

極論すると、国を超えないともうビジネスができない、ということだ。

外需に頼った日本が落ちぶれたので、じゃあ内需に頼るかといっても惨憺たる状況。

やはり、外に出ていくべきである。いまや、1国内ではビジネスにならない。それぐらい

世界はもっと密接な関係になっている。

 

もっとも私は、究極、日本人であるまえに地球人でありたい、と思う。

そうすれば、国なんぞ関係ないのだ。たまたま、地球の違う地域で生まれ、育った

というだけの違い。そう考えると、最初からお互い違いを認めた上でフェアな立場で、

お互いにとってメリットになるようなビジネスを構築できる、と信じている。