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2009/01/30

3監査法人共催のフォーラム

前のブログの続きではないけれど、トーマツ、あずさ、新日本の3監査法人が

共催フォーラムが、2月2日に開催されます。

場所は、東京コンファレンスセンター・品川だそうです。

一見の価値あり、ではないでしょうか。

 

この閉塞感を打破するための(?)の、まさにベンチャー企業に光が

指す(かもしれない)フォーラムと思います。

 

 


 

 

2009/01/29

監査法人が営業体制に???

たまたまベンチャーの現場の方に複数お会いする機会があり

話をしたら、最近監査法人の対応が変わった、と。

 

全部ではないものの、昨日まで、ずいぶんと高飛車にふるまっていたのが、

急に平身低頭になったというのだ。私は、ウソでしょう?と思ったのだが・・・。

 

その話によれば、ここにきて、会計士のとりすぎと、内部統制が確実に

ゆるんでいく方向(つまりは、お金が取りにくくなってきている。)で、にっちも

さっちも行かなくなっていくため、というのだ。さらには、結局公開できる企業が

減ってきている現状を考えると、継続的に監査する企業も増えるわけがなく、

将来のことを踏まえて、動いている、という。

 

真実はわかりません。ただ、複数の方に異口同音に聞いたので

当たらずも遠からず、という印象です。

 

「〇〇監査法人に、ショートレヴューも無料で・・・なんて言われたよ」、と

いう話を聞いて、えええ、という印象でした。

 

実際はどうなんでしょうか?

 

 

2009/01/29

東証のコーポレートガバナンス白書

1月の20日に東証より、コーポレートガバナンスに関する白書が

でています。

http://www.tse.or.jp/rules/cg/white-paper/index.html

このうち、社外取締役に関する統計データもかなりでておりましたが

新興市場での上場企業の方が、社外取締役を積極的に取り入れているという

データがでておりました。

また全体としても、その社外取締役を受け入れる傾向が、少しずつ増えている傾向

にあるようです。

 

また、その実現のための内部統制は、どの企業も手こずっていて、企業には

相当な負担になっている状況です。

業務の効率性と適格性の確保、といいつつ、その作業は企業にとって、ずいぶんな

非効率をもたらしている部分が相当にあると思われます。

いたずらに監査法人が、儲かっていく縮図だけが確立されていきそうで・・・。

(もちろん監査法人にも負担であとうと思いますが。そういった意味では、

すべての関係者が疲弊してしまっている・・・)

一体、誰のためにやっているのか、非常に悩んでしまいます。

 

食事をしながら、監査法人の元代表の方が、まったくナンセンス、とこぼしていたのを

思い出しました。

 

 

2009/01/28

コーポレートガバナンスと社外取締役制度

口では、弊社もガバナンスを強化して・・・とかいう経営者も

多いと思いますが、実際は、なかなかどうして、決してそうなっているとは

言い難いところが多いのではないのでしょうか?

 

オーナー系企業だと、やっぱり社長が、職務権限を越えて鶴の一声で

決裁、なんてことが、大いにあり得ます。

上場企業でないのなら、それでも良いですが、上場を目指す企業あるいはすでに

上場している企業ならなおさら、その体質の方向転換を図らなければなりません。

 

オーナーのいない企業ですと、逆に責任を取らされるのでは、という危機意識(?)から

ガバナンスの徹底を図ろう、とする動きがオーナー系よりもあるのかもしれません。

いずれにせよ、牽制の効かない組織、恣意的に意思決定される組織は

企業価値を損なう可能性があるという点で、非常に危険です。

 

今、社外取締役制度を義務化しようとする動きが、あります。

その前に、監査役はどうなったのでしょうか?というのもあるのですが

それは置いて、今後この動きが加速されることは、私は良いと

考えております。

ただ、問題は、いつ、どのような形式でやるのかが重要です。

また、それを受ける人の姿勢もとても重要になってくると思います。

 

これを書きながら、ある社長さんの話を聞いた時のことを

思い出しました。社外取締役制度とは関係ないですが、

コーポレートガバンナンスに関する勉強会で

ある上場企業のオーナーさんだったのですが、その方が

「オーナーであろうとも、私(=オーナー)を首にできる制度を

実際に取り入れました。」と。確かコミットできなければ、その役職

から降りる制度だったかと思います。「パブリックカンパニーで

ある以上、当り前の話だが、私利私欲を戒めるためにも、

思い切ってそのような制度を作った」と。

その話しぶりが、非常に印象的で覚えています。

 

ここまで意識のあるオーナー企業は、なかなかないでしょう。

その代わり、ではありませんが、コーポレートガバナンスを

強化できる可能性がある社外取締役制度は、是非前向きに

進めてほしいものです。

 

 

 

 

 

2009/01/26

クロスボーダーな時代

何度もここでもコメントしておりますが、

ここ最近、たまたま携わった企業、あるいはプライベートにおいても

様々な国の人とお話する機会が増えています。

 

先日、いきつけのピアノバーの客でもあり友人が、スペインから一時帰国して

いました。彼女は、国内にいた時は、得意の英語を生かして、ツアコンダクター

のお仕事していましたが、スペインの魅力に取りつかれ、単身渡西(スペインって「西」ですよね)。

今では、完全に土着してしまい、すっかりスペイン語ペラペラ状態で、向こうでお仕事をしておりま

す。(ちなみに私、第2外国語はスペイン語でしたが、もうわかりません・・・知っているのは、

「UNO」ぐらいです・・・・あと、「食堂」のことをスペイン語で、「タベルナ」と発音します・・・くだらない

(笑))

それで・・その連れの友人は、旧ユーゴスラビア出身でセルビア人でした。

 

まだ、韓国、中国ならわかるのですが、セルビア人と聞いて、???????????・・という

感じで。(会話は英語です。)せいぜい、私の精一杯の歴史の知識を稼働しても、

サラエボ事件くらいで。(いつの時代だよ、って、自分で突っ込みたくなる。)

 

旧ユーゴスラビア連邦は、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグ

ロ、マケドニアの6共和国で成り立っていたそうで、最近ですと、若干ニュースの聞きかじり程度の「コ

ソボ独立問題」くらいで、ピンとくるくらいです。

 

東欧の方なんて、めったにお目にかかることもありませんので、非常に新鮮ではありました。

「どのあたりを今度まわるの?」と聞いたら、「明日は、シブヤのスクランブル交差点に行くんだ!」

と目をキラキラさせて、言っていました。この渋谷のスクランブル交差点、海外では有名らしいで

す・・・。

 

 

フレンズ写真.jpg

 

2009/01/23

大吉な運勢

今更ながら、今年のおみくじ、大吉です。

(ありがち・・・ですか?)

 

このブログにも掲載して、このHPにも、とてつもないハッピー

が、訪れますように。

というより、この画面を見た人に、幸せが届きますように・・・・

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2009/01/21

アメリカの底力

先ほどまで、LIVEでアメリカ大統領の演説を見ていました。

大統領の就任に、これだけの数の人間が、集まるというのは圧巻でした。

かつ黒人大統領の誕生という、懐の深さ、すら感じます。

 

別にアメリカ何でもOK、とは思いませんが、今後のアメリカの動きは、しばらく注目でしょう。

アメリカの底力は、半端ないと思います。資源はあり、優秀な人材を世界中から集めら

れる能力を持っています。今、底ではありますが。

日本よりずいぶん先に立ち直るのでは、とすら思います。

もちろん、前途多難ではあるのでしょうが、そう感じました。

 

しかし、あの、人の多さは、尋常ではないですね。本当に。日本って、総理大臣就任したって

あそこまでないですよね。

 

 

 

2009/01/15

ブレイクタイム  スピードガン

その昔、野球をやっていた時期があったのですが

最近は、とんとやらなくなり、筋力も衰えているのかな、と感じています。

 

先日TVを見ていたら、島田伸介が、時速100キロを50球連続投げに

挑戦していました。でもあれって、終速がそうなんですかね?

50過ぎであれをだせるなんて奇跡ですね。

 

スピードガンを計ったのは、大学生の時。終速が、確か110キロでした。

多分、今は100でないと思います。

中学生の時に、すでに120キロを初速ででていましたが、今は昔。

 

悲しいですね。

 

最近、プールで泳ぐことがありますが、100Mくらいで

ぜーぜー言っています。

もっと鍛える必要ありですね。皆さん、体力作りはどうですか???

 

 

2009/01/13

業績だけのIPOは難しい

こんな不況下でも、経営成績が良い企業があります。上場非上場にかかわらず。

たまたま、この市場状況なので、上にあがって(上場)いないだけ。

しかし、最近は、業績がどんなに良くても、コンプライアンスやガバナンスの効かない企業は

基本、上場は難しいです。

 

一般には企業成績でも、今、相当頑張らないときついのですが、ただ業績だけ良くても

上場は難しくなっています。

 

新興市場に上場している企業があり、さらに上を目指されておるとのことで

お話を聞く機会がありました。

ガバナンスやコンプライアンスといっても、社長始め、社員ですら、「?」の文字が

頭の中にあるのが一般的です。

が、そこは、あることがきっかけに、社長自ら陣頭指揮を執って、今その整備に

一気に動いています。

直感的に、この企業は良い方向にまわっている、と思いました。

みんなが下を向いている中、地道に筋トレして、さらに一回り大きく成長できる

余地を今まさに築こうとされています。

 

昔の売り上げ至上主義、儲けりゃいい、だけの企業は、これから排除されるべきでしょう。

なぜなら、上場のメリットである資金調達を供給する投資家の期待に、当然答えなければ

いけないからです。

これは日本市場に限らない、と思います。当り前の話です。

 

その分、コストもかかるわけですが、投資家からの対価をいただく以上、当然です。

 

当り前のことを当たり前に。この基本を忠実にできる企業こそが、やはり生き残るの

ではないでしょうか。(前回の続きになってしまいました。)

 

 

 

 

2009/01/10

経営者の志の高さが企業の大きさを決める。

経営者を相手にお仕事をされている人であれば、そんなのわかっているよ、と

言われそうですが、本当に原理原則にのっとって経営している経営者って

実は非常に少ないのでは?

 

ソニーがソニーの前進である東京通信工業を設立したときの

設立趣意書ってご存知ですか?

ホンダの本田宗一郎が、ご自身の言葉で、どんなことを語っていたか

ご存知ですか?

世に一流と呼ばれる企業を一代で築かれた経営者って、会社を

起こしているその日から、あるいは日々の仕事の中で、すでに、

目指している志が全然違うような気がします。

でも、そのおっしゃっていることって、そんなに難しい言葉でもないし

非常にわかりやすいです。

 

例えば・・・ソニー(当時:東京通信工業)が設立されるにあたっての趣意書には

会社設立の目的:

       真面目ナル技術者ノ技能ヲ、最高度ニ発揮セシムベキ自由豁達ニシテ愉快ナル理想工  

       場ノ建設 

経営理念:一  不当ナル儲ケ主義ヲ廃シ、飽迄内容ノ充実、実質的ナ活動ニ重点ヲ置キ、

                    徒ラニ規模ノ大ヲ追ハズ

      一 経営規模トシテハ寧ロ小ナルヲ望ミ大経営企業ノ大経営ナルガ為ニ、進ミ得ザル分野

        ニ技術ノ進路ト経営活動ヲ期スル  (以上  ソニーHP 設立趣意書から抜粋)

     →できたてほやほやの会社が、かなりの詳細にわたる会社設立の目的、また経営理念を

       明確にして、設立に至る、というのは、意外にないものです。

 

ホンダの本田宗一郎さんでは・・・

       経営者たるものは知恵、知識だけではだめ、仁と勇の浪花節だけでもダメ、三者が

       渾然一体になって初めて一級の経営者といえるのである。(中略)中小企業はその支え

       がないだけに経営者は辛い。しかし、従業員を大切にし、希望ある仕事を与えることがで

       きれば、仕事を前進させるアイデアはおのずとして湧きだし、その成功は期して待つべき

       である。 (以上 「俺の考え」 新潮文庫 より 一部抜粋)

 

       人間社会は、相互扶助で成り立っている。(中略)地域住民に迷惑をかけながら・・・

       利益を追求できないという企業だったら、すぐに廃業すべきだと思う。

       他人に迷惑をかけることは、いつ、どんな場合でも絶対に許されないと信じている。

       (以上 「得手に帆をあげて」 三笠書房より一部抜粋)

 

最近は、企業の倫理観、コンプライアンス遵守を問われる事件が横行したため、ものすごい規制が

作られ、非常にがんじがらめになっています。

経営者が、企業が社会の一部を形成しているという自覚をなくし、自己の利益のみを追及していくよ

うであれば、その企業は、存在するに値しないと見るべきでしょう。

でも、よく考えると、非常に当り前の話です。

原理原則を実行するというのは、実はそれくらい非常に難しいのかもしれません。

結局、自分を律する経営者こそが、最後まで残るのかもしれません。

 

 

 

 

 

    

 

    

          

2009/01/09

人と人とのお引き合わせ!

昨日、東京IPOの西堀さんとウィルキャピタルの古我さんを

お引き合わせする昼食をとりました。

これは、西堀さんからのたっての依頼で、古我さんをご紹介しました。

ほとんど同年代のお二人は、意気投合!

 

ご紹介した私も、よかった、と思いました。

人と人との出会いは、非常に大切で、しかも喜ばれるのは

非常にうれしいです。

ちなみに古我さんは、独立系のVCを運営されている社長で

一時期マッキンゼーで、コンサルタントのご経験もある方です。

1年くらい前に、上場企業の社外役員が集う、NPO法人「社外取締役ネットワーク」で

知り合いになり、現在、私が、古我さんの勉強会グループに

所属しておった関係で、今回のような運びとなりました。

 

お二人の面識が、何か良い方向に発展していく予感!!!

 

2009/01/07

中小機構の勉強会 活況!

中小機構の勉強会も発足して、半年くらい経ちました。

ただの任意の勉強会です。ベンチャー研究会という名目であります。

もともとは、アドバイザーの大嶽氏(パスコ元会長)、松田氏(三井物産元常務)と

友人の山本税理士との、ただの焼き肉昼食会だったのですが

あれよあれよ、と20人を超えていました。

これには、以前の上司で、現在中小機構のプロジェクトマネージャを

やっている斉藤さんのおかげでもあります。

 

もっとも、会員制をひくというより、気軽に出入り自由なので

人が増えるのも当然かもしれません。

昨日、東京IPOの西堀氏に講義を頼んだのですが、18名くらいに

なっていました。

これに他のメンバーを足すと、ゆうに20名を超えています。

次回は、某証券会社の方に講義していただく予定です。

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2009/01/01

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 元旦の福岡は、早朝は雪が吹雪いていました。しかし、その後は快晴!

早めに、神社仏閣にお参りしました。

 

おみくじですか?大吉のおみくじを自分のお財布にいれておきました。

 

今年は、自身に対して、継続は力なり、を突き付けました。

元々飽きっぽい自分だけに、継続は力なり、継続は楽しみなりの精神で

精進していこう!と。

ただ、基本は、人に感謝される存在でいるんだ、というスタンスを

堅持しながら、であります。

 

今年も全般的には、IPOは難しいでしょう。M&Aは活況を呈していく、と思います。

それでも、IPOを目指す企業を、当然ながらサポートしていきます。

今を生き抜く企業は、強い企業です。

景気に左右されることなく、強い上昇志向を持つ企業を

サポートいていきたいし、また、そういう企業がいるからこそ

明るい経済の未来が約束されると思います。

 

地味にこつこつは、もちろん、周りの皆様にさらなる感謝をして、徹底的に

お役に立ちたい、と思っております。去年の3倍業績、業務をこなしていきます。

 

あと個人的には・・・体重が3キロ減ったままで、そのままです。

2月までには、3キロ落とします・・・。健康なくして、仕事も趣味もできません。

 

それから趣味半分ですが、再度音楽をやり直し。バンドやりたいですね。

即興バンドはあるのですが・・・

よし!ライブをやる!(年末に、バンドやっているM&Aのアドバイザーに触発される<笑>)

ギターをやり直します。実は周りには、ほぼプロ、もしくは音楽をずっとやってきた友人が

います。是非、アドバイスください、また音楽聞かせてください!

(日常の耳に入ってくる音が、無意識に音符に変換されるそうです。)

 

あとスポーツ。ゴルフ・・・。今までスコアが、ボーリングに近いので

せめて90でまわる。もちろん、体を鍛える意味も当然

あります。ちなみに、週2回ジムに通っているので、それを

引き続き継続する!

 

プライベートが長くなりました(汗)

 

景気はどこ吹く風、といえるくらい、これまで以上に

前進します。

 

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 Image077.jpg