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2009/11/10

この国への危機感 

危機感を日増しに感じます。とりわけ経済に限ってですが。

とはいえ単に今、経済が落ち込んでいるから、ということでなくて、それ以上の落ち込みが

今後起きうるであろう、と感じるからです。

内部では、国内の労働人口の減少(少子化)、産業育成に対する不見識、

不況からくる若い世代の希望・夢・ビジョンの欠如・・・。

外では、中国の台頭、インド・ブラジルなどの新興国の躍進・・・。

日本は、あとは、落ち込むだけなのであろうか・・・。

 

アメリカのように、中国のように

個人が独立独歩の精神を持てる社会的構造ってのは、できないのであろうか。

前回書いた、みんなと「same」でないと、仲間外れにしてしまう精神構造が

結果的に新しい産業、経済構造を生み出さないとすれば、もう根本を立て直す

しかないのか。

 

アメリカなんて、わずか100年そこそこの国でないか。

中国は、逆に歴史があれだけ長いのに、今になってようやく起き上がってきている。

これらの現実は、何を意味するのか。

 

日本だっていくらだってチャンスあるのだ。極論すれば、歴史の長短で国の繁栄は

決まらない、ということだ。(と、思いたい・・・)

アメリカも中国も共通しているのは、恐ろしいくらいの生きるための競争市場であるということ。

厳しい環境だからこそ、それを凌駕しようと人間は本能的に、動き出すのではないだろうか。

生きるための本能だ。

資本市場が、殺伐とした世の中を作った、だからだめなんだ、というどこかの大臣さんの

意見には、賛成できない。

自然の中の動物だって、常に厳しい世界にいるのだ。人間だって自然の一部。だとすれば

本来、生存競争を行うこと、それ自体は、むしろ自然のことのような気がする。

一方、生存競争の中の動物でも、共生することだってある、共生は何も人間様だけの

考え、行動ではない。

競争と共生のバランス、これが重要かもしれない。

この国は、いつもなにか事件が起きると、振り子のふれが極端すぎる。

右がだめだったので、すぐ極左にいくような、そんな動きだ。

バランスのとり方が、へた、ですね。きっと。

 

と、こんな抽象的なこと書いても、本当は仕方がない。

なぜなら、私はビジネスマンだから。評論家でないから。

だから、次に移す行動を考えないと・・・。

 

やはり、もっと外へ外へ目を向けて、外国人の仲間を

たくさん作って、地球国の日本地方の人間として、互いに

手を取り合える仕組みを作っていかないと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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