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2009/08/13

管理の甘さ

業績が良いと企業は、ますますそれを伸ばそうとするのがごく自然なこと。

その際に、管理面も少しずつと整えることができるのであれば、もっと良し。

業績が良いとついつい管理が甘くなる傾向にあるが、そもそも収集した売上の山が

正確に把握できないとすれば、どうなるか。それは、当然正しいジャッジができない、ということだ。

実は、トレンドが右に行っているのに、正しくない左にそれる判断をしたら、せっかくの

チャンスをフイにするどころか、会社を傾けてしまうことさえありうる。

 

どうすれば、正しく管理を行うことができるか、それは、単純だけれども、意識を持つことである。

経営者が意識を持つこと。

自分が築きあげた会社を、より発展させたいという気概があるのなら、正しい判断をしたい、ところだ。

ゆえに、数値管理はもとより、今後起こりうるリスクを想定するために、チェックできる体制、

すなわち管理体制をある程度、早期のうちに築くことは重要である。

もちろん、経済は生ものなので、必ずしも予想通りとはいかない。しかし、これすらも

やっていないとすれば、わざわざ自分を追い込むようなことをするのと同じである。

逆にせきららになることで、あまりの杜撰さに、自分自身で頭を抱え込むであろうが、

しかし、それを直視し、そしてそれを良い方向に変えようすることこそが経営ではないだろうか。

そもそも、最初から完璧なものなど存在しないのだから。

 

そのためには、さっさと自分の変なプライド、見栄を捨てることだ。

 

 

 

 

 

 

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