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2008/03/25

M&A 買収防衛策

最近のMA案件もグローバルになってきました。必ずしも国内、とは限らなくなってきました。

国内は、事業継承または事業再生が多く、海外はいわゆる純粋な企業価値向上のためのMAという傾向です。

昨日、機関投資家が、このところの買収防衛策に対して、必ずしも買収全てが「悪」とは限らず、逆に企業価値向上につながるとして、今後総会にて予定されている企業の買収防衛策に、状況によって「反対票」を投じる、との報道がありました。

当然かと思います。先日のサッポロビールの件も、ファンド側に対し、事業計画書なるものを提出させようとして、それができないのは、企業価値を毀損する、という論理で跳ね除けていましたが、そもそもファンド運営者が、内部情報も持たずにどうして事業価値向上のための計画書がかけるんでしょうか?単純に支配されるのがイヤダ、というだけ、もっといえば、役員の保身(今後の報酬がもらえなくなるかもしれない不安)から、買収に反対!だとすれば、それは本当に投資家の価値をよくしているのでしょうか?と思ってしまいます。

以前にも似たようなコメントを書きましたが、あらためて昨日そんなニュースが流れたので、コメントしてみました。

 

 

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