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中国市場の可能性
日曜日に、別々の番組で、中国市場に関するレポートを見ておりました。
ひとつは、田原総一郎の「サンデープロジェクト」、もうひとつは、夜のフジテレビの
「サキヨミ」です。
前者は、中国の内陸部で成功している日本企業の特集。(イトーヨーカドーと小松製作所)
後者は、広州におけるコピー商品の摘発について。
印象的だったことをあげると・・・。
前者を見ているときの与謝野経済大臣のコメント。
それは、中国市場との付き合い方に関する慎重なコメントでした。儲かった利益を日本へ
送金するときの制限、商習慣の違い、電力の総使用量の減少をあげて、景気が下がっているという
理由もろもろあげて、(ちゃんとお付き合いするには)まだ時間がかかるだろう、と話をしていまし
た。
あと、資生堂の小売業者に対する資金回収は、前金なんですね。これは、十年培って
でた結果ではないか、と思います。(ただ、コマツは販売しているのが、フォークリフト<大金>
なので10年回収のようでしたが・・・)
後者は、当局に摘発された業者が、3日後には、さっさと営業再開してまたコピー商品を
売っておりました。そして、一言。「だって、儲けなきゃいけなんいですよ。家賃も経費もあるし・・・。」
日本の大昔流行った言葉で、「それを言っちゃ~、おしまいよ」というセリフありましたが、
まさにその通りですね。
ある米国系投資銀行のアジア代表と先日話をしたことを伝えましたが、まさにこの資金の回収に
ノウハウがあることを、強調されておりました。
市場は、ますます拡大するものの、コピーまた資金の回収には、かなりのリスクがまだ存在している
ことが浮き彫りになっていますね。
本当にうまくお付き合いするには、お互いがよく理解しあうところから、ですね。
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