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私の経歴書 社会人の始め
大学を卒業したころは、バブル崩壊直後ですが、まだバブル余韻がありました。
当時は、金融機関やシンクタンクなどを受けていました。ありがちな、学生が憧れるコンサルティングに興味をもったわけです。
ええ、もちろん、こんな抽象的な横文字に憧れていたわけです。
今考えれば、甘い考えですね。
結局、保険会社や銀行など内定をいただきました。が、その後に受けたベンチャーキャピタルに就職を決めました。
要は、経営に何らかの形で関わる仕事がしたかった、ただそれだけで、選んだ記憶があります。
(これも甘い考えですね。そういった意味では、学生時代の考えなんぞ、あまり当てになりません。)
今、考えれば、銀行、保険など行かなくて良かったな、とは思っています。
当時、拘束旅行なるものがあり、ある銀行の方が、「7月1日は何をしてるの?」と聞いてきたので「さあ?なぜですか?」と聞き返すと、「いや、なに、いわゆる拘束旅行なんだけど、当然いけるよね?」とおっしゃっていたのを聞いて、言葉悪いですが、心の中で、ばかじゃないの?と思わず思っていました。
拘束旅行イコール当たり前、と考える企業の姿勢というか、何か非常に怒りを覚えた記憶がありました。その後、「こんなことをやっている企業は、いずれ人が離れますよ」などとという、非常に生意気な手紙をわざわざ書いて、当時僕を押してくれた担当者に送りつけていました。
当時の担当者の方、すみません・・・。
当時の自分としては、人の自由を平気で奪って、それをさも正当化する企業の姿勢に疑問を覚えました。(ただ当時、大企業は売り手市場に悩まされ、学生を逃げないよう取った施策がこれでした。)
当時私は、相当粋がっていたのですかね・・・。
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