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地球人としてのアイデンティティ
昨晩は、米国で20年近くM&Aをやっていた会計士の方と、食事。これまでの米国での経験と今の日本の経済事情など、いろんな話をさせていただきました。20年前に米国でやってきたことが日本で、今、取りざたされていたり、海外で当たり前の感覚が日本では、およそ通じなかったり、と、これまでのご経験で感じたことをいろいろ話されていました。
かくいう私、ちなみに仕事でアメリカに行ったのは、たったの一度だけ。ある通信サービス会社のサポートをしていたときに、サンフランシスコの本社へ出向き、レクチャを受けたぐらい。(しかも10数年前)その後、日本へ戻って、当時の日本の支社でお手伝いをしていました。(電話による日米同時会議は、私にとって、ただのTOEICのヒアリングテストと化していました。)
最近では、何度も書いていますが、中国関連企業、韓国関連企業のサポートをやっていて、こんな私ですら普通に、国を超えてお手伝いをする機会が多くなっています。明後日は、総合商社で役員をやっていた方とランチの予定ですが、国際的なご活躍をしている方々との接点もまた多くなりました。
詳しくはかけませんが、先ほどの会計士の方とのお話で、あるビジネスのお話を非常に興味深く聞かしていただいた時、日本という狭い国の中で、いかに内向きな考えをする自分がいるかを、痛感しました。米国が良いとか、他の国が進んでいるということに追従、という意味ではありません。
どこの国に所属しているか、は、ビジネスに究極関係ない、地球人としてのアイデンティティなんかを本当に持てたら、もっと俯瞰して、地球規模でのビジネスを誇大妄想するくらい考えるのかもしれません。
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