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2008/04/07

株式市場:日本の場合

先日私のコーディネートで、TOKYO IPOの西堀氏元監査法人の代表の方、また韓国人の起業家(現在、セミリタイア)と一緒に会す機会を設けました。

正式なビジネスの場、ではありませんでしたが、その韓国人の起業家の方が、日本のIPO市場は韓国に比べ、単純な企業規模におけるハードルは相当低い、と話し、そういった意味では、日本の方が上場がしやすいのでは?との問いがありました。しかしながら、J-SOXの施行により、違う部分でコストを超える利益を創出しなければならず、難しくなっていることを伝えました。

彼の話によると、売上10億円未満はありえず、また利益は日本円で2-3億円ないと通過しない、暗黙の了解が存在するとのこと。(昔の日本の店頭公開を思い出しました。)その彼は、会社を起して、3年半くらいでKOSDAQ(韓国株式市場)に上場しています。今は、悠々自適のセミリタイアです。

日本の起業家は、自身の会社の株をなかなか手放そうとしない、企業を外国人が買おうとすると日本の企業は異常な拒否する、外国人所有の企業を猜疑心で見る、といったことを指摘をされておりました。

まったく否定しませんでした。私もそう思うので。島国根性は脈々と続いています。

ところで今日の日経新聞に、日本企業の買収防衛策が株主判断を重視する傾向になったようですね。

 

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